第9回厚生労働省ICFシンポジウム ICD-11とICF利活用の新たなステージを展望する~様々な現場における共通言語を目指して~

わが国におけるICFの普及と実用化を目指してきた本シンポジウムも、今回で9回目を迎えることとなりました。2019年5月にWHO(世界保健機関)総会にて採択された「疾病及び関連保健問題の国際統計分類・第11回改訂版(ICD-11)」において、ICFを用いた健康に関する生活機能レベルの定量化を目的とする「第V章」が新たに盛り込まれ、ICFの普及・実用化に向けた取り組みも新たな段階を迎えています。
昨今は、新型コロナウイルスによる感染症が世界規模での拡大をみせ、私たちの社会へ大きな影響を及ぼし、生活のいろいろな場面で変化がおきています。今回のシンポジウムは、こうした社会の転換期にあって、「生きることの全体像」をとらえるICFをどう活用したらよいか、そして、様々な専門分野や異なる立場の人々が共有すべき情報について、ICFが有効な手段となる方法を模索する新たな一歩として位置づけたいと考えます。
今回は、新型コロナウイルスの感染予防のため、初の試みとなるWeb配信によるオンライン開催としました。これをマイナスにとらえず、遠距離や、仕事等の都合や制約等により前回まで参加が叶わなかった方々にも、ICFの輪を広げていける機会としたいと願っています。
名称 第9回厚生労働省ICF(国際生活機能分類)シンポジウム
ICD-11とICF利活用の新たなステージを展望する ~様々な現場における共通言語を目指して~
日時 2021年2月20日(土) 13:00~15:00
形 式 オンライン開催(Zoomウェビナー)、事前登録制
参加費 無料
定員 200名
主催 厚生労働省
特記事項 当日、文字通訳による字幕対応を実施いたします